TAIWAN REPORT

連日30度を超える台北から昨日帰国しました。

今回も盛りだくさんで、新しい展開の予感も満載の内容の濃い滞在になりました。

先ずは、例年参加している合同展示会PR01。今年はクリエイティヴ北海道がサポートとなったアートブースへ。

毎年数多い日本のアーティストやデザイナーが台湾でのプロモーションを展開する会場は、たくさんのバイヤーや一般のゲストで賑わいます。

今年は、芸人の西野亮廣氏の絵が、大人気で完売だったとのこと。
※写真は、中央の北海道出身・台湾で活躍するMC、タレントの雪希さんより

隣の館で開催されていたエヴァの展示会にて綾波レイさんと記念撮影(笑)

次に、進行中のユニフォーム案件が２つ。
１件目は、ロイヤル台北ホテル、これまで３度Skypeでのデザインプレゼンを経て、すべてFIX。ローカルの提携工場とサンプル製作に入ります。台湾で使える素材に限りがあることと、ディテールの仕上がりは毎回ドキドキするもの。ファーストサンプルでつまずくと、なかなか着地に時間がかかるので、ここは慎重かつ、台湾側のスタッフを信頼して。

２件目が、台湾UCCの新ブランド「COFFEE LOVER’S PLANET」
豆やドリップにこだわった本格的な珈琲を楽しめる、いわゆるサードウェーヴの珈琲ショップで、世界大会で優勝したバリスタがブランドのマネージャーということあり、イメージの擦り合わせに時間をかけます。また、今回は他のユニフォーム会社とのコンペとのこと。ここは珈琲好きであることと日本企業の端くれとしての意地を見せたいところですが・・・

さらに今回はアドヴァイス契約をしているクライアントとの市内の視察。
北海道ブランドのLeTAOさん。KONAYUKIの店名からリニューアルしたんですね、国内では一部ユニフォームのお手伝いもさせてもらっていますが、台湾でもやはり人気店のようです。

台湾において北海道はブランドとして確立していることは間違いありませんが、北海道企業が成功するにはハードルも高いと感じます。

そして台湾で初めてのユニフォームデザイン案件となった圓山大飯店。
台湾を代表する建築物でありハイグレード・ホテルでもある圓山大飯店は、あらためて見ても圧巻です。今思うとよく、この案件を任せてもらえたものだなぁと・・・笑

たまたま、台湾進出を決め、台湾の主なホテルや飲食チェーンなどに電話でご挨拶をしていた時にお声がけいただいたのがスタート。半年がかりでデザインを任せたいと握手した時のなんとも言えない感動を思い出しました。

思わずその流れで記念撮影(笑 )

ちょうど台湾で開催されていた野球の世界大会の外国チームも泊まっていたようです。

最後は、台北滞在時、かなり高い確立で訪れるこの場所。台湾のハイエンド・エリア信儀にあるアニエスベーカフェから・・・

台湾進出当初から101を眺めながら必ずこの地で認められる仕事をすることを誓った、またある時は１杯の珈琲で何時間もデザインワークに取り組んだ場所。
今回は、この地で新たな事業展開を目指す頼もしい若者と、長い時間語らいました。

今回も、たくさんの感謝を込めて・・・
謝謝　TAIWAN

峰江卓也

先日、ご指名いただきましたロイヤルホテル台北のデザインもいよいよ大詰め、Skypeでのデザインプレゼンも３度め・・・
(毎回デスクが、パニック状態になります　笑)

それにしても８年前に比べSkypeやLINEなど飛躍的に便利になったものです。仕事のスタイルも激変です。

この案件も、納期がタイトでかなりばたついておりますが、有難いことに、さらに全ての店舗のユニフォームを担当させていただいている台湾UCC様より、新ブランド店舗のユニフォームデザインのオファーをいただきました。

なんとこちらもタイトスケジュールということで、なんとがご期待に応えられるよう集中します！

そんなこんなで11月中旬には台湾に入りますので、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

峰江卓也

学生時代を過ごし、社会人になっても毎年１０回は来ていたこの街。台湾に進出してからどちらかというと積極的に足が向かず、すっかりと遠のいていましたが、どうしても外せない商談があり久しぶりの東京へ行ってきました。

商談では至れり尽くせりの手厚い接待を受け、大変恐縮しつつ次回は札幌での再会をお約束して無事終了。

翌日は久しぶりに東京に触れてみたくて、大学時代の親友と待ち合わせ、まずは銀座から築地まで散歩と洒落込んで

大勢の観光客に混ざりお約束の海鮮丼をいただく。

東京生まれ東京育ちの友人に「ん〜残念ながらやっぱ北海道のコスパとは比較にならないな」などと
北海道自慢をかましながら渋谷の街なみを観に移動。

渋谷では、恩師の姪御さんであり、以前から親しくしていたモデルのEriちゃんと合流、先月NY暮らしから戻ってきたばかりでお土産話しというか武勇伝？などで盛り上がりました。
やっぱり、彼女はNYが似合うなと再確認(笑)

この日の日中は23度とポカポカ陽気。
久しぶりの親友やEriちゃんとの時間は、なんだか心も温まった気がした。

思いの外、あたたかった東京。
帰りのフライトで今後はもう少し東京案件を増やしてもいいかな、などと考えながら・・・寝落ちしました。

峰江卓也

今のこの事業を始めた当社より、10 数年にわたり支えていただいた明治29年創業の老舗企業の系列会社であるお取引先の前社長がご挨拶に来てくださった。

M社長とは台湾でご一緒したこともあり、人のつながりや想いを大切にされ行動力のある尊敬する大先輩で、煙草と珈琲が大好きで酒が飲めないという共通点もあってか世代や年齢を超えた通い合う何かを勝手に抱かせていただいていた方。

そして時代とともに変革を余儀なくされる中、残念ながら取引ができなくなってしまった経緯や今の心境などお話を聞かせていただいた。
決して言葉には出されなかったが、様々で複雑な想いが、その表情や空気から溢れていた。

そして、お見送りするエレベータの前で、無造作にポケットから出して渡された七味唐がらし・・・
両国の老舗　大木唐がらし店で、今朝 調合してもらったもの。

相変わらず『粋』な計らいに心を奪われる。格好良いってこういうことだよなぁ・・

さっそくランチに持参しスタッフたちといただくことに・・・

たっぷりとした風味に、甘味・苦味・渋味・辛味など　複雑に絡み合って広がる旨味。

考え過ぎなのかもしれないが、高度成長期　日本経済を世界に通用するまでに引き上げた百戦錬磨。
そして間も無く会社人生をリタイヤされるM社長の想いに重ねてしまう。

長い間、本当にお疲れ様でした。
また、これまで弊社を支えていただき本当に有難うございました。

峰江卓也

久しぶりの台湾レポートです。
シルバーウイークは、信頼できるアートディレクターの一人
金田一と同行。

進行中のネイルジェル ブランドのボトルデザインと
ネーミングなどを具体化するために新竹と台中の工場へ。

まずは朝のMTG(金田一がやけに楽しそうですが、真剣な会議です・笑)

台湾Biz パートナーの森本さん(左)と台湾のデザイナーの卵　グアバ(右)

ボトルの成形をゼロから自由に作れるのは、なかなか面白い仕事。
あれやこれや楽しみながら・・・

ふとしたきっかけから一気に具体化してゆく作業は
クリエイティブワークの醍醐味？
ぼんやりとしていたゴールがクリアになってきました。
二日目の夜は台中の中心街で・・・

翌日は、急遽オファーが入ったロイヤル台北ホテルのユニフォーム
デザインを仕上げるため、ボクはホテルでカンズメ状態に。
ロイヤル台北は、日本人観光客人気NO.1のホテルで、６年前に
デザインを依頼されて、当時は台湾のメディアにも取り上げてもらった
ボクにとっても思い入れの深い案件です。
(ボクの肉声も数秒入ってます・・笑)

夕方待ち合わせて合流し新幹線で台北へ移動。
不思議なことに、台北の空気に少しほっとしますね・・・

台北では台湾最終夜の金田一と台湾の有名な家庭料理をお腹いっぱい食べて
台北の自宅に向かいました。

なんとか、デザインの提案の準備も済ませ、久しぶりに友人との再会。
遅くまで営業しているアートカフェでサンデーなるソフトクリームに生クリームが
これでもかとのっかったスィーツと苦いエスプレッソで乾杯！笑

翌朝、いよいよロイヤル台北のプレゼンへ・・・
オーナーのキャロル(中央の女性)が、次回のデザインもあなたに頼みたい
と言ってくださった通りにオファーをいただき、本当に感謝です！
大枠のイメージはOKをいただき、再度ディテールや別セクションの
リクエストを反映してゆきます。

予定は年内のリニューアルとのことで、とても楽しみです。
ありがとうございます。

その夜、台湾のCOOKYアニキとも半年ぶりの再会。
オープンしたばかりの1931年、日本統治時代の台湾をモチーフにした
日本居酒屋　時代 赤峰へ・・・
ノスタルジックな空気と峰の提灯に、テンションが上がります。笑

そして次はいつものBAR『バッカス』で、セッション♪
６年前に一緒に買ったミニギターがキープしてあるという・・・笑

気がつくと12時を回り、突然のバースデイソング(中国語バージョン)の
合唱が・・・そういえば誕生日でした・・・

ブルースギタリストのアニキとセッションをしながら台北で迎える誕生日。

そんな幸せを噛み締めながら、翌日のフライトで帰国。

謝謝 SO MUCH !!!!

峰江卓也

菊田俊介 × 山本将平

Bluse Party!!

が札幌で、と聞き行って来ました！

本場シカゴブルース仕込み、ブルースの神様B.B.Kingと共演し、

色の白いB.B.と太鼓判を押されるブルースギターの第一人者『菊田俊介』

俊くんは４年前から住居をシカゴから台北に移しており、実はボクにとって

台湾でのアニキでありブルースギタリストでもあるCooky上田さんに紹介されて、

台北で何度か彼のステージを観ていましたので、トップ・プロの素晴らしさは

充分体感してました。

▶︎たしか2011年　台北のLIVE BARにて

しかも、それに加えて最近ブルースのアルバムをリリースしたばかりの

札幌の若手ブルースギタリスト(ボクには)『山木将平』とのジョイントライヴ

とくれば、もう行くしかない！

▶︎ヘヴィーローテーションの１枚。おすすめです！

将平くんは、香港と大阪のライヴを見る機会がありましたがブルースのライヴは

初めて。やはりこっちの路線(blues)の方が断然しびれました！

選曲はもちろんですが、なんといっても二人のギターの掛け合い

”call and response” が、ギターオヤジとしては最高でした。

テクニックだけじゃない直感的でスリリングでエモーショナルなギターによる

コミュニケーションはやはりブルースの醍醐味なんだと。

俊くんの貴重な体験談(MC)も含め、改めてブルースの魅力や楽しさを

教わったような素晴らしい時間をありがとう！！！

素晴らしい夜に感謝です。

峰江卓也

７月は私事で、プライベートの時間は全くと言って良いほど作れませんでしたが、土曜日の限られた時間。

本当に久しぶりの至福の時間。どんどんスタジオへと進化(?)を遂げるオフィスに幸せの苦笑いです。

仕事もギターも全力で頑張る！

と心に誓う５３歳の夏・・・

峰江卓也

ロイトンホテル様、北海道クラシックカーラリー様、クロスホテル様など、北海道のネイティヴ・デザインであるアイヌ文様が様々な広がりを見せております。

※ 詳細はWORKSページをごらんください。

そんな中、先日札幌のトップスタイリスト石切山祥子さんにより『mina an ikor』(ミナアンイコル)をテーマにするパーティーが開催されました。

場所は伏見にある『the Terrace』

満席の会場では、アイヌのアーティストでありmina an ikorの文様デザインを担当するToyToy氏によるトンコリの生演奏とフラワーアーティスト花保さんによる生け込みのライヴ。素晴らしい美と癒しの空間。

そして、札幌を拠点に活躍される魅力的な方々をモデルにしたファッション・ショーと、スタイリング解説。

さすがプロのストール・アレンジに、mina an ikorの新たな魅力が引き出されて行きました。

その後、ボクとToyToy氏より、ブランドのプレゼンテーションをさせていただきました。

小川シェフの料理も大変好評で、ゲストの皆様には大変喜んでいただき、とても特別で素敵な時間を共有させていただくことができました。

ゲストをお見送りし、最後はフラワーアートの前で、ToyToyチームとスタッフとの合同撮影。

この夜、ゲストからもスタッフからもたくさんの『笑顔の宝物』をいただくことができました。

ありがとうございます！

峰江卓也

４年前に行った左目網膜剥離の手術の際、入れた人工レンズが取れてしまい、再手術を受けることに。

手術は左眼内を漂う人工レンズを取り除き、新しいレンズを縫い付けるというもの。

デザインがメインの仕事において改めて眼が見えること、健康の大切さに気付かされる経験でした。

入院の間サポートしてくれた力強いスタッフたちに、感謝です！

また、ご心配いただいた皆様にこの場をかりて、本当にありがとうございました！

おかげさまで眼圧も安定し視力も少しづつ回復しつつある中、まだ歪みが取れず若干不自由で疲れやすいですが

ようやく通常の生活に戻ることができました。

取り出された眼内レンズ、こんなモノが眼に入っていたんですね・・・

『元気があれば、なんでもできる』そんな言葉が本当に身にしみました。。。笑

眼を大切に、これからも頑張ります！

峰江卓也

以前からとても興味を抱いていたアイヌ文様ですが、このプロジェクトでついに出逢うことになったToyToy氏の手から生み出される文様。その争うことの出来ないエネルギーと神秘的なパワーに魅了されました。そして”守る”という深い概念にも感銘を受けました。アジアを中心に活動する僕にとって”北海道人"であることはとても大切であると感じています。同時に”北海道デザイン”というものが確立できないかというのは僕自身、常に考えトライしてきたテーマでもあります。

北海道のアーティスト『ラウフェン』のCukaさんのオリジナル・コートをデザイン提供しました。昨年のアイボリーに続き、今季は黒とグレーでシックに。

製作は、昨年同様 IGATA WORKSの井形氏が、担当。

オーロラに、とても綺麗に映り、良い感じです。

10月末から・・・複数の案件が同時進行する台湾に行ってきました。

まずは、台北の提携工場でサンプルをピックアップし、

クライアントのプレゼンに向かいます。

個性的で独創的なユニフォームを求められるクライアントは、台湾業界最大手で

そのこだわりも一流です。さっそくディテールの修正を加えて再サンプルへ・・・

年明け旧正月前の納品を目指します！

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続いては、パートナーのVirus Marketing CompanyのTIMとの商談。

日本での発売に対するハードルを何とか越えるために

近い将来、日本の皆さんの手にお届け出来ると思います。

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最後は、来年に向けてホテルラッシュと言われるホテル案件が２件。

まずは、ローカルのデザインホテル　K・Hotelのフロントのリニューアル

デザイン・・・

モノトーンのシャープな空間にマッチするデザイン案をして、次の案件へ・・・

ロイヤル台北ホテルの副総経理だったTONYから連絡があり

来年5月、台北郊外にオープン予定のアーバンリゾートのMホテルのオリエンへ。

ツインタワーのMホテルは久しぶりのビックバジェット。

まだ建設中のオフィスでイメージやレギュレーション等を確認し、12月初旬に

デザインプレゼンの約束をしました。

どうやら、今年も年末年始は一人デザインウイークになりそう・・・

いつも通り、ベストを尽くします！！！　謝謝

峰江卓也

先日、間隙を縫って数年ぶりに韓国に行ってきました。

反日政権、経済破綻などのニュースは全く感じられない夜の明洞は、

平日にも関わらず相変わらずたくさんの観光客で大賑わいです。

まずは、現地でも人気の高いカンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)は、

創造を絶する美味さ！タラバや毛蟹、上海蟹とも違う食感と甘さは格別でした。

写真はありませんが、噂の韓牛も忘れられない味わいでした・・・

限られた時間の中、西門・東門と歩き回りましたが、数年前から韓国が総力を

上げて取り組んでいたデザイン、ファッション。映画や漫画などのクリエイティヴ

ビジネスは、間違いなく成果を上げていると実感します。

スイーツもまったく遜色のないレベルでした。

”成り済まし”やLINEペイを筆頭の新たなサービスなど、何かと話題のLINE。

韓国資本だけあって、オフィシャル・ショップを発見！！

深夜にも関わらずごった返しておりました・・・それにしても圧巻のビジネスモデル。

こんなことろにもクリエイティヴの力が巨大な利益を生み出すことを実感します！

あっと言う間の時間と体験でしたが、楽しくも勉強になる機会に

心から感謝します！

峰江卓也